鴨川徒然記

    京の日常を写真に。

貴船の雨乞い。

Thu
曇りときどき晴れ。


貴船神社の雨乞祭というものをご存知でしょうか。
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貴船神社は高龗神(たかおかみのかみ)という雨を司る龍神を祭神としており、
古来平安の頃から度々勅使より雨乞、雨止(あめやみ)を請いに生馬を奉上されていました。
雨乞は黒馬、雨止は白馬が献じられたそうです。
それが現在に至り、絵馬という形へと姿を変えております。


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その名残で祭事には厨子の左右に白、黒の絵馬が配置されております。

そう、三月九日の雨乞祭は、どちらかというと一年の適度な降雨、天候の順調をお祈り奉納する祭事なのです。

古来は雨乞の滝という(現在禁足地)場所にて旧暦二月九日に雨乞の儀が行われていました。
現在は三月に改め、神殿にて行われております。




さて、祭儀は祝詞を一通り奏上したのち、
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神職2名が(御神酒と御神塩を混ぜた)御神水を互いに打掛け乍ら神殿の外へ移動し、


「雨たもれ、雨たもれ! 雲にかかれ、鳴神じゃ!」
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と掛け声と共に散水、祈念します。

ということで最前列で拝観している方は濡れますので要注意。
私は最後列から撮影しました。


引き続き、古絵馬焼納式が行われます。
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こちらも由緒ある祭儀です。一年の願をお焚き上げします。

これにて雨乞祭は終わりになります。
あまり知られていないかもしれませんが、
古き時代の深淵を垣間見ることができます。





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